陸マイラーのためのクレジットカード徹底比較（全日空・一般カード編）

今回は、陸マイラーのための全日空のクレジットカードについて、徹底比較をしていこうと思います。

下記の図で行くと、一番左側です。

１．カードランクについて

まず、ANAについてはカードランクが４つあります。

以下が、ランク別のサマリです。

各カードの紹介に入る前に、ANAにある「マイル移行手数料」について説明します。

カードによって違いますが、1年間で5,400円か6,480円を払うだけで、0.5％⇒1.0％にすることができます。年間100万円使った場合、0.5％だと5,000マイル、1.0％だと10,000マイルと、1年間で5,000マイルの差が出ます。年間200万円の場合、10,000マイルの差です。

これはとても大きな差で、1マイルの価値を2円と考えると、5,000マイルの差＝10,000円の差になってきます。高くても6,480円を1年間で支払うだけなので、マイル移行手数料のサービスには入ることをおススメします。

一般カード紹介

それでは、一般カードについてそれぞれの概要を説明していきます

ANA VISA 一般カード / ANAマスター一般カード / ANAJCB一般カード

*JCBになると、5,400円になります

一番、基本的なカードです。

初年度の年会費が無料となり、2年目以降も2,160円です。1か月に換算すると200円以下なので、とてもお得ですね^^一般カードにおいては、入会におけるボーナスマイルが1,000マイル。2年目以降もカードを持ち続けるだけで、1,000マイルをもらうことができます。

後は、提携しているクレジットカード会社をVISA、マスターカード、JCBから選ぶらだけになりますが、JCB版カードになるとマイル移行手数料が5,400円になり、1年にかかる年会費が1,000円程安くなります。

旅行傷害保険についてもこのようになっております。

こちらを分かりやすくまとめると、こちらのような表になります。

大きめの金額の出費が重なるときや、裏技として、Amazonのポイントやデパートの金券などを購入することで、9月30日までに25万円を貯めることは十分に可能かと思います。

ANAアメリカン・エキスプレス®・カード（一般）

初年度から年会費がかかってしまい、2年目以降もほかの一般カードに比べて5,000円も高いカードになります。ただ、入会マイルにポイントがありますので、赤い太字にしました。これは、入会3か月の支払い金額に応じて、最大35,000マイルを集めることが可能だからからです！

こちらがその詳細です。

まず、3か月以内に1万円を使うと、2,000ポイントをもらうことができます。詳細なポイント交換については後述しますが、2,000マイルと同じです！また、3か月以内に20万円使うと、さらに5,000ポイント（5,000マイル）、そして60万円使うと、21,000ポイント（21,000マイル）がもらえます。さらにさらに、使用金額に応じたポイントもたまります。

まとめると、このようになり、薄い赤色の部分がアメックスに入会したことによりもらえる特典です。

実際に貯まる単位は、「ポイント」になりますが1,000ポイント⇒1,000マイルで交換可能なので、マイルで表示しています。

60万円は難しいかもしれませんが、先述したような、Amazonのポイントやデパートの金券などを購入して3か月で20万円を貯めることは十分に可能かと思います。

カード会社ごとの比較については、別途まとめますが、アメックスとしての十分なサービスを受けることができるのも魅力的なカードになります。

ポイント交換について

・ポイントは1,000ポイント単位になり、1,000ポイント⇒1,000マイルでANAのマイルに移行が可能。

・5,000マイルからANAグループ便および、スターアライアンスメンバーを含むANAマイレージクラブ提携航空会社便の特典航空券に交換できる。

旅行傷害保険についてもこのようになっております。

また、アメックスカードならではの下記のような特典もあります

・アメリカン・エキスプレスがご提供する国内外の空港ラウンジをご同伴の方1名様と共に無料で利用可能

・海外旅行からのご帰国時に空港からご自宅まで、カード会員お一人様につきスーツケース1個を無料で配送。（成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港）

・国内外を問わず、カードでお求めのほとんどの商品について、破損・盗難などの損害をご購入日から90日間、1名様年間最高200万円まで補償いたします。（別途申し込み）

・第三者によるインターネット上での不正使用と判明したカード取引については、原則としてご利用金額を負担いただくことはない

年会費の5,000円差が少し小さく思えてきました（笑）

ANA JCBカード ZERO（18～29歳限定）

こちらは、18－29歳限定の若者向けのクレジットカードになります。入会や継続のマイルはありませんが、無料というのはとてもいいですね^^

ただし、この無料というのは5年間だけになりますので、5年以降はANAJCB一般カードと同じ扱いになります。

旅行傷害保険についてもこのようになっております。

こちらを分かりやすくまとめると、こちらのような表になります。

大きめの金額の出費が重なるときや、裏技として、Amazonのポイントやデパートの金券などを購入することで、9月30日までに25万円を貯めることは十分に可能かと思います。

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード

カードの特徴としては、「ANAマイル」「TOKYU POINT」「PASMO」「定期券」「クレジット」の5つの機能が1枚になったカードになり、PASMOオートチャージも使うことができます。

また、東急百貨店・渋谷ヒカリエ　ShinQs の３つにおいて、TOKYUポイントを3~10%で貯めることができ、東急ストアにおいても0.5%の還元率でTOKYUポイントを貯めることができるので、こういったお店をよく使う人にとっては、非常にお得なカードです。

ちなみに、貯まったTOKYUポイントは、1,000TOKYUポイントを750マイルに交換することができます。

要は2重取りが可能で、東急百貨店において3%の還元率でTOKYUポイントをもらう場合このようなことになります。こちらは、10万円を東急百貨店や渋谷ヒカリエにおいてつかった場合の例です。通常であれば、1%還元率の1,000マイルが溜まるだけですが、TOKYUポイントも同時に貯めることができるので、2,250マイルをさらに貯めることが可能です。

家の近くに東急百貨店や東急ストアがあるような方にとっては、とてもお得なカードです！

旅行傷害保険についてもこのようになっております。

ANA VISA Suicaカード

こちらは、「クレジット機能」「ANAマイル」「Suica機能」の3つの機能が1枚になったカードで、Suicaのオートチャージも使うことができるカードです。

JRをメインに使っている方でSuicaをよく使う方にとっては、おススメです。

旅行傷害保険についてもこのようになっております。

ANA VISA nimoca カード

カードの特徴としては、「ANAマイル」「nimoca」「nimocaポイント」「定期券」「クレジット」の5つの機能が1枚になったカードで、nimocaオートチャージもご利用いただけます。

また、西鉄電車、西鉄バスやnimoca交通事業者へのご乗車や、nimoca加盟店のご利用で、nimocaポイントを貯めることができます。貯まったnimocaポイントは、10nimocaポイントを7マイル（70%の還元率）に交換することができます。

要は2重取りが可能で、例えばnimocaポイントのサイトにもあるこの例で紹介します。こちらの場合、250円＊60回＝15,000円使って、280ポイントが溜まってます。

15,000円の使用になるので、マイル移行のXX円を払って1%の還元率だった場合、150マイルが溜まります。同時に、nimocaポイントも280nimocaポイント溜まります。10nimocaポイントがで7マイルになるので、280nimocaポイントは196マイルになります。そのため、このカードを持つことで196マイル得したことになります。

家の近くに東急百貨店や東急ストアがあるような方にとっては、とてもお得なカードです！

旅行傷害保険についてもこのようになっております。

ANA To Me CARD PASMO JCB

一般カード最後になります。ANA To Me CARD PASMO JCBカードです。これは、通称「ソラチカカード」とも呼ばれているカードで、陸マイラーが必須のカードになります。

結論を言うと、ポイントサイトで貯めたポイントを超高還元率でマイルに変換できるからです。

ここ試験に出るので、もう一回言います！ポイントサイトで貯めたポイントを超高還元率でマイルに交換できます。

いきなり本論に入ってしまいましたが、カードの概要は、JCBがANA・東京メトロと提携して発行する通称ソラチカカードといい、Oki Dokiポイント、ANAマイルに加え、メトロポイントがたまるおトクなカードです。PASMOのオートチャージ機能も利用することができます。

地下鉄をメインに使っている方でPasmoをよく使う方にとっては、メリットがあり、また溜まったメトロポイントも100メトロポイントを90マイル（90%の還元率）に交換できるので、マイルの二重取りが可能です。

こちらを分かりやすくまとめると、こちらのような表になります。

アメックスカードのところにも書きましたが、大きめの金額の出費が重なるときや、裏技として、Amazonのポイントやデパートの金券などを購入することで、9月30日までに25万円を貯めることは十分に可能かと思います。

旅行傷害保険についてもこのようになっております。

ここでポイントサイトとの連携について紹介します。ポイントサイトのメリットについては、これから別記事で詳細を解説しますが、こちらのようなサービスをポイントサイトを経由して利用することで、数千～数万ポイントをもらうことができるというものです。

ポイントサイトで貯めたポイントは、現金やAmazonポイントにも交換できますが、マイルにも交換することができます。ただ、通常の方法では、50%の還元率になるのですが、いくつかのポイントを交換することで、還元率を81%にまで高めることができ、その受け口になっているのがこのカードになります。

例えばこれはMoppyのサンプルですが、Moppyというポイントサイトからクレジットカードを申し込むと、入会特典以外に、5,500ポイントもらうことができます。（2019年5月26日時点）これを81%の還元率でマイルに交換できるということになるので、4,455マイルを無料で貯めることができます！

世の中すごい仕組みですよね^^

以下、今回紹介したクレジットカードのまとめです。

少しでもこの記事が皆様のお役に立てたら幸いです。