こんにちは、kobaです。
よくこういうブログの記事を見ませんか?
ファーストクラスやビジネスクラスにマイル(実質、無料)で乗って旅行が楽しめる^^って、自分もすごい憧れます。ただ、一方で、それなりのマイル数があるので、せっかく苦労して貯めたマイルが激減してしまうんですよね。。。
せっかく500円貯金して貯めたお金を一気に、超高級フレンチレストランやお寿司屋さんに行って、楽しむ感じでしょうか?
でも、やり方によっては、超高級レストランで一気に貯めたお金を使うのではなく、少しだけ背伸びしたレストランに何回も行く、というような楽しみ方もあると思います。今回はそんなマイルの楽しみ方を紹介したいと思います。
こちらの図が、マイルに関する大枠を簡単に表した図です。これまで、メインとして左側の「マイルの貯め方」について色々と記事を書いてきましたが、今回は右側の「1.航空券に変える」についての記事です。
マイルを航空券に変える①:往復航空券に変える
マイルを航空券に変える②:片道の航空券に変える
マイルを航空券に変える③:アップグレードに使う
今度台湾に行くのですが、②を採用し、片道の航空券をマイル(10,000マイル)、片道の航空券をLCC(13,000円)で行くことにしましたので、台湾までの往復の交通費はたった13,000円で旅行を楽しめることになりました。(マイルにすると、25,500マイルになります。)
目次
1.往復航空券をマイルで使う
一番シンプルな交換方法で、楽しめる使い方ですよね^^
特にこの点についての説明は不要になってくるかと思いますが、飛行機の金額については、出発の時期や乗る時間で金額が変わってきます。マイルについても、期間で必要なマイル数は変わってくるのですが、出発時間では必要なマイル数は変わりません。
こちら、5月3日の羽田→那覇の航空運賃です。一番左の普通運賃に関しては同じですが、特便割引については、変動があることが分かります。
16:10発については、JAL921とJAL997の2つがありますが、同じ時間にも関わらず値段が違います。
マイルの場合、このような変動を受けることはありません。マイルで乗る人用の座席数がある限り一定のマイル数で乗ることができます。これ、マイルで乗ることの結構な強みですよね^^(国際線の場合、マイルも時間に異なります。)
例えば、9月7日(金)~9月9日(金)までの2泊3日で東京から台湾に行くケースで必要なマイル数を考えてみます。
*東京にも都心に近い羽田空港と少し離れた成田空港が、台北にも都心に近い松山空港と少し離れた桃園空港の2つがあります
出発日:9月6日(金)
出発 | 到着 | 必要なマイル数 |
8:50(東京:羽田) | 11:30(台北-松山) | 38,500マイル |
11:10(東京:成田) | 14:05(台北-桃園) | 15,500マイル |
18:00(東京:成田) | 20:55(台北-桃園) | 15,500マイル |
18:15(東京:羽田) | 20:55(台北-松山) | 24,000マイル |
帰国日:9月8日(日)
出発 | 到着 | 必要なマイル数 |
9:10(台北:松山) | 13:10(東京-羽田) | 10,000マイル |
10:00(台北:桃園) | 14:25(東京-成田) | 10,000マイル |
12:50(台北:桃園) | 17:15(東京-成田) | 10,000マイル |
14:20(台北:松山) | 18:20(東京-羽田) | 38,500マイル |
シンプルに一番安いマイル数で行くことを考えると、往復で25,500マイルが必要です。
出発 | 到着 | 必要なマイル数 | |
行き | 11:10(東京:成田) | 14:05(台北-桃園) | 15,500マイル |
帰り* | 12:50(台北:桃園) | 17:15(東京-成田) | 10,000マイル |
合計 | 25,500マイル |
*帰りは3つ同じですが、1例です。
2.片道航空券マイルで使う
マイルについては、片道でも使うことが可能です。なので、今回は行きにマイルを使うと高いので、LCCを使うことにしてみましょう。
Skyscannerで調べたら、このような結果が出てきました。早朝便とか昼出発になりますが、13,000円で行くことが可能です^^
出発日:9月6日(金)
出発 | 到着 | 航空会社 | 上:必要なマイル数/下:値段 |
5:25(東京:羽田) | 8:00(台北-桃園) | Tiger Air | 13,029円 |
12:05(東京:成田) | 14:50(台北-桃園) | Scoot | 13,892円 |
13:30(東京:成田) | 16:25(台北-桃園) | Tiger Air | 15,007円 |
これで、帰りをマイルにすると、冒頭で自分が紹介した、金額で行けることになります。
ちなみに、片道だけの航空券の値段だと一気に上がります。
出発日:9月6日(金)
出発 | 到着 | 上:必要なマイル数/下:値段 |
8:50(東京:羽田) | 11:30(台北-松山) | 38,500マイル (132,000円) |
11:10(東京:成田) | 14:05(台北-桃園) | 15,500マイル (132,000円) |
18:00(東京:成田) | 20:55(台北-桃園) | 15,500マイル (132,000円) |
18:15(東京:羽田) | 20:55(台北-松山) | 24,000マイル (132,000円) |
高っ!!!予約変更できるタイプの金額になってくるのですが、完全に旅行者向けでの金額ではないですね。。。
帰国日:9月8日(日)
出発 | 到着 | 上:必要なマイル数/下:値段* |
9:10(台北:松山) | 13:10(東京-羽田) | 10,000マイル (NT$12,300 ) |
10:00(台北:桃園) | 14:25(東京-成田) | 10,000マイル (NT$11,700 ) |
12:50(台北:桃園) | 17:15(東京-成田) | 10,000マイル (NT$11,700 ) |
14:20(台北:松山) | 18:20(東京-羽田) | 38,500マイル (NT$12,300 ) |
*NT$については、台湾ドル(New Taiwan $)を表しており2019年7月14日時点で、1円当たり3.48NT$。
大体3.5倍すると日本円になりますので、NT$11,700(約4万円)~NT$12,300(43,050円)になってきます。
ということで、片道だけをJALなどで取得するのは、非常に効率が悪くなってきます。
そこでLCCの登場です。あくまでLCCの狭い座席などに我慢できる範囲なので、これは台湾のような近い場合に限定される使い方ではありますが、我慢できる方であれば、長時間のフライトでもこの方法は有効になります。
3.マイルをアップグレードとして使う
マイルはアップグレードにも使うことが可能です。例えばJALの場合、これだけのマイル数が必要ですが、アップグレードが可能です。
●エコノミークラス⇒プレミアムエコノミークラス
予約クラスB*、H*、K*、Yで予約
対象路線 | アップグレードに必要なマイル数 |
サンディエゴ、サンフランシスコ、シアトル、シカゴ、ダラス・フォートワース、ニューヨーク、ボストン、ロサンゼルス、バンクーバー、パリ、フランクフルト、ヘルシンキ、ロンドン | 20,000マイル |
クアラルンプール、ジャカルタ、シンガポール、デリー、ハノイ、ホーチミンシティ、バンコク、シドニー、メルボルン、モスクワ | 15,000マイル |
広州、上海、大連、天津、北京、香港、台北、高雄、マニラ | 10,000マイル |
●エコノミークラス・プレミアムエコノミークラス→ビジネスクラス
予約クラスW*、E*、Y、B*、H*、K*で予約
対象路線 | アップグレードに必要なマイル数 |
サンディエゴ、ロサンゼルス*1、バンクーバー | 30,000マイル |
フランクフルト | 33,000マイル |
シドニー、メルボルン、モスクワ | 25,000マイル |
クアラルンプール、ジャカルタ、シンガポール、デリー、ハノイ、ホーチミンシティ、バンコク | 20,000マイル |
広州、上海*2、大連、天津、北京、台北、高雄、マニラ | 12,000マイル |
定期的にディスカウントキャンペーンを行っており、5,000マイルほど安くなる期間もあるので、一つの有効な手段として紹介しました。
こんな時、非常に有効なサービスではないでしょうか。
今回マイルの航空券に変える3つの方法について紹介をさせて頂きました。
自分の場合は、今度台湾に行くとき、行きはLCCの狭い座席で我慢。その分早朝便に乗って、台湾を満喫!帰りはJALでゆったり帰ろう、という考えにしました。
今回の記事が、マイルを使って旅行しようとされている考え方の参考になったらとても嬉しいです。